Herma hasp(SOLD)

ヘルマ(1-3世紀 ローマ)

Size: H 6.5 W 1.5 cm

ヘルマ(ヘルム)と呼ばれる柱。
古代ギリシアの初期、神々は道路の側面や交差点、土地の境界に石の山や石柱の形で道祖神のように崇拝されていました。
やがて四角柱へと発展していく過程で、四角柱が示す4という数がホメロス賛歌(前7世紀)の
ヘルメースの章であることからヘルメースとして崇拝を受けるようになり、
顔や男性器(ヘルメースは初期ギリシアにおいて豊穣多産を司っていた)が付け加えられたという説があります。
ヘルメースが一般的ですが、ヘラクレスやアフロディーテー、皇帝などの例もあります。

ローマ期にもヘルマは受けがれ、調度品や欄干装飾などにも使われるようになりました。
本品は櫃(チェスト)の留め金。頭の上の輪と足の裏側の四角いループが欠損しているので分かりにくいですが、
ヴィンテージトランクを使ったことがある方にはピンと来るかも知れません。
スライドすると跳ね上がるあの金具の原型です。

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