Greek votive bull head

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牛(紀元前3-1世紀 ギリシア)

Size: H 14.8 W 14 D 9 cm(台座含む H 23.5 cm)

Price: 100,000 yen + TAX

以前プロトーム(人や動物の形をした装飾)としてご紹介したテラコッタの牛頭部。
プロトームならば何かから割れて外れたような形になっているはずが断面が綺麗に平であること、
オリジナルらしき二つの穴が開いていることに納得がいかず悶々としていたところ、先日謎が解けました。

それはレリーフ陶板だったのですが、本品と同じ間隔の穴が空いていたのです(写真下段左)。
その場でドイツ語のキャプションを訳すと、二つの穴は聖域で奉納するために引っ掛ける穴ということがわかりました。
形状からしてこの牛も奉納に使われたと考えて間違いなさそうです。

ルーヴル美術館にもプロトームとした同時代の類品があります(写真下段中央、右)
二つの穴は確認できませんでしたが、同じ形状なので同じく奉納品なのだと思います。
生きた牛は奉納する生贄として最高級であったため、焼き物でも牛がよく作られたのではないかと想像します。

以上を踏まえて、台座は2つの穴を使って垂直にかける形になっています。
本体は5つの破片を継いで補修されていますが、全てオリジナルの破片です。


台座と箱が付属します。

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