Greek silver Tetradrachm of Alexander the great(SOLD)

テトラドラクマ銀貨(紀元前336-323年)

表:獅子の皮をかぶったヘラクレス
裏:鷲を手に載せたゼウスとΑΛΕΞΑΝΔΡΟY(アレクサンドロスの)の銘。
XF/VF 17.12g Φ2.7 cm

ヘラクレスが被っているのは12の難行のはじめに倒したネメアの獅子の毛皮。
刃物を通さない毛皮をまとっていた獅子をヘラクレスは3日間の格闘の上絞め殺しました。
皮を獅子自身の爪で切り裂き、防具としてまとった姿がヘラクレスのシンボルとなっています。
そしてアレクサンドロス3世(アレクサンダー大王)が発行したこのコインでは大王自身がヘラクレスの姿として描かれています。
同じ図像パターンは3000種類以上あるのですが、この図像はアレクサンダー大王の生前に発行されたものだと思います。
(ほとんどのコインは死後に発行されたものです。)

裏側で興味深いのはミントマーク。
コインの図像とは別に付けられる造幣局のマークやおそらくはコインを打刻した組合、作者などを識別する記号です。
ゼウスの玉座の下にあるのはバビロンの造幣局のマーク。鷲の下には小さくイルカが描かれています。
小さなマークを見つけるのも古代コインの楽しみです。

このコインは表はかなり状態がよく、Extremely Fine、
裏は右半分が摩耗によって荒れていますが、ゼウスの顔や筋肉なども残っていて
図像は高く浮き出ているのでVery Fineといったところでしょう。
自分で言うのもなんですが、お買い得商品です。入門編としていかがでしょうか。

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