Byzantin bronze Follis of Justinian I

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フォリス銅貨(541-542年)

Size: H 3.8 cm

Price: 15,000 yen + TAX

ユスティニアヌスI世(大帝)はビザンチン帝国で最も重要な皇帝の一人。
現イスタンブールのアヤ・ソフィアを建設した人物といえばイメージが湧きやすいかもしれません。
なお、その歴史は人類史上1回目の黒死病(ペスト)の流行によって終焉を迎えました。

さて今回の40ヌミス銅貨は大きいため、情報量が多いのが興味深いところです。細かく見ていきましょう。

表:ユスティニアヌス1世のポートレート
兜と鎧を纏い、右手に宝珠(十字のついた地球儀)を持っています。
左手には盾を持ち、その盾には騎馬像が描かれています。
右側の空白にもう一つ十字が加えられ、左右のバランスをとっています。
DN IVSTINIANVS PPAVCの銘。
DNは “Dominus Noster” 我らの君主
PPAVCは “Perpetuus Augustus” 永遠の皇帝

裏:中央に大きなMの字。これはギリシアの貨幣換算で40という意味。
(単語の略ではなく、単純にアルファベット順でAが1… Iが10、その次のKは20、以降+10でMが40)
左にANNO(年)、右にXЧ(15の意味)、つまり即位から15年目の年(西暦541-542年)、
Mの下にΔ(上記のルールで4、第4貨幣工房で造幣されたという意味)その下のCONはコンスタンチノープル発行。

ローマ帝国もビザンチン帝国も皇帝が頻繁に代わる歴史をたどっているので、
歴代皇帝が「永遠の皇帝」を名乗っているのは滑稽に見えなくもありません。
しかし帝国自体は1000年以上続いたわけですから、その意思は大いなるものだったのではないでしょうか。

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